2020-04-07 第201回国会 衆議院 環境委員会 第3号
水質が改善しない要因として、流入する汚濁負荷に加えて、水底の泥、底泥の影響や植物プランクトンの増殖による有機物の増加などが考えられまして、環境省では、この湖沼の水質改善に向けて水質汚濁メカニズムの分析も行っているというところでございます。
水質が改善しない要因として、流入する汚濁負荷に加えて、水底の泥、底泥の影響や植物プランクトンの増殖による有機物の増加などが考えられまして、環境省では、この湖沼の水質改善に向けて水質汚濁メカニズムの分析も行っているというところでございます。
具体的に申し上げますと、下水道の整備や高度処理の推進、高度処理型浄化槽の設置促進、工場、事業場の排水規制、家畜排せつ物処理施設の整備、底泥のしゅんせつなどの湖内対策など、さまざまな施策が計画に盛り込まれ、取組が進められてきております。
御指摘の琵琶湖の河川環境整備事業でございますが、このマザーレイク21計画に位置付けられており、社会資本整備総合交付金等によりまして過去十年間で事業費約四十九億円、底泥のしゅんせつや、あるいは人工湖岸の再自然化等を実施をしているところでございます。この効果でございますが、滋賀県におきまして、淡水赤潮の発生日数あるいは発生水域等が減少するなどの効果を確認をしているというふうに承知をしております。
設楽ダムの建設というのは、一つ目に、取水によって内湾の環境形成に本格的なエスチュアリー循環、これは河口部の循環のことですけれども、このエスチュアリー循環の減少をもたらすという点、そして二つ目に、停滞したダム湖の汚濁した底層水と底泥が洪水時に流出することで海に多大な負荷がかかる点、三つ目が、ダム湖の堆砂に伴って海岸侵食を加速し、干潟、浅瀬を消失させる点に関して、三河湾への影響が強く懸念されるというふうに
これを踏まえまして、昭和六十一年度に、千葉県によりまして印旛沼に係ります湖沼水質保全計画が策定されてございまして、底泥、湖の底の泥でございますけれども、これのしゅんせつや、下水道、合併浄化槽の整備、畜産業におきます汚濁負荷の削減対策、工場からの排出規制の上乗せ基準の適用、下水道の未整備区域におきます家庭の生活雑排水汚濁負荷削減対策、こういったさまざまな取り組みが行われまして、そうしたことが功を奏しまして
調整池の水質につきましては、流域での下水道の整備や、調整池の浅水域で生じる風による底泥の巻き上げの抑制を図るための潜堤の設置等の対策を講じたことによりまして、化学的酸素要求量、いわゆるCODは、平成十六年度の一リットル当たり九・四ミリグラムから、平成十八年度七・九ミリグラムと、近年改善の傾向が認められているということでございます。
五 湖沼の水質の効果的な改善を図るため、植物プランクトンの増殖等による汚濁物質の内部生産、底泥からの蓄積汚濁物質の溶出などの内部的要因まで含めた、総合的な汚濁メカニズムについての研究を推進するとともに、技術的評価を伴う施策を実施すること。 六 現行の指定湖沼以外の湖沼についても、未然防止の視点も踏まえ、本法に基づく水質保全対策が実施できるよう、指定湖沼の指定の在り方等について検討を行うこと。
その結果によりますと、有明海において発見された粘質状浮遊物は、底生生物等の生殖活動等に伴って海水中に放出された粘質物が変質しながら海底上や海水中を浮遊する間に底泥や動物、植物プランクトンが付着したものと考えられる、こういうふうなことをきのうの検討会議では出しているということでございます。
あるいは魚の生態にもよりますけれども、回遊する魚よりも湾の中に定着性の高い魚種の方がダイオキシンを多く含んでいますし、底生魚と呼ばれる、いわゆる海の中の底泥の中に住んでいる魚も大変高い数値を示していました。 まず、そのダイオキシンのことはさておいて、農薬とかあるいは化学肥料が投入されることにやっぱり環境省として大きな関心を示していただきたいと思います。
○参考人(岡本雅美君) 私も専門外ですので正確なお答えになるかどうか分かりませんが、まず、底泥がそのままむき出しになっていますと、そこに貧酸素水塊ができたりして明らかに害が出ることは分かっております。それを取りあえず対症療法的にしのぐのに覆砂が有効であると、これはもう非常に単純明快な話。
もしもそのような方法をとるとしますと、その影響を緩和するために、構造物の安全性を確保するための潮受け堤防の排水門を例えば改修するというようなことがあるでしょうし、また、排水門を出入りします速い流れによりまして、下にあります底泥、底の泥が非常に巻き上げられるということから、海域あるいは調整池の泥土の巻き上げあるいは洗掘、これを防止するような対策も当然必要になろうかと思います。
○太田政府参考人 工事のセメントの使用により珪藻赤潮が発生したではないかという御指摘でございますけれども、調整池の水質の中に含まれます懸濁物質につきましては、九州農政局が分析した結果によりますと、その成分組成は、セメントに由来するものとは異なりまして、調整池の底泥の表面部や深部、つまり諫早湾に元来ある潟土と極めて似た化学組成あるいは鉱物組成であることが明らかとなっております。
霞ケ浦導水は、先ほども御質問ありましたように、流域対策、底泥しゅんせつ等々、霞ケ浦ではさまざまな、下水道から始まって市民レベルの取り組みまで含めて、浄化のための取り組みがなされておりますが、そういったものと相まって、霞ケ浦の浄化に効果を発揮するものでございます。
時間が大分迫ってまいりましたので、次に進みたいと思いますが、ダイオキシン対策の中で、特別措置法に基づく底質にかかわる、いわゆる河川のヘドロとか底泥とよく言いますけれども、その底質にかかわる環境基準について、どのような検討がなされ、国民に示されるのか。
その結果、底泥層中に広がる暫定除去基準を超えるPCBの範囲を特定したところでございます。 また、この詳細調査の際に、あわせまして高濃度で検出されました近傍の地下水についても調査を実施しております。 それから、調査範囲の上下流部において、これは十二年の四月からでございますが、月一回の水質調査を実施いたしましたが、いずれもPCBは検出されなかったというような状況でございます。
○岩佐恵美君 自然保護協会の分析によりますと、潮受け堤防の外の底泥、底の泥に含まれている珪藻の遺骸は淡水性のものではなくて、海水性のものがほとんどだといいます。このことについて自然保護協会は、湾内の流速が低下したために湾外から運ばれたものが湾内に堆積している可能性があると指摘をしています。
今後、その因果関係も含めての海域環境全体の調査の中での潮流なり底質の変化、それから底泥の状況、底生動物という観点での調査を今後進めてまいりたいというふうには考えております。
○岩佐恵美君 自然保護協会は、調査の結果から、潮受け堤防の内外で底泥の堆積あるいは有機汚泥の現状は大きな違いはない、水門開放で海底の底質がさらに悪化することはないと指摘をしています。さらに、水門の開放で底泥、底の泥の舞い上がりによって一時的に水質が悪化する可能性もあるけれども、底泥の舞い上げは海底への酸素の供給をふやすと。
○政府参考人(石原一郎君) 霞ケ浦に係ります底の泥、底泥の処理の件でございます。 霞ケ浦におきましては、先生御指摘のとおり、湖沼の富栄養化対策ということで昭和五十年ごろから底泥のしゅんせつが行われてきております。このしゅんせつ土は、周辺の干拓地の低部農地の排水性をよくするということで農地のかさ上げということで使っております。
しかし、金沢大学の宮江教授は、一気に全開せずにじわじわあける、海底の洗い流しを防止する護床工のブロックを敷き詰めれば底泥の巻き上げを抑えることが可能だとしています。 また、水門を常時開放して海水を堤防内に流入させれば、水質は改善され、汚水の排出は解消されます。
このため、河川管理者としましては、河川水質の把握に努めるとともに、今御質問のどのような対策をしているかという点でございますが、長い間生活排水や汚い物質がたまっている川の底、いわゆる底泥のしゅんせつをまず行います。そして、どうしても汚い川がございましたら、近くに良好な河川があり、その河川が十分な水量を持っていれば、その川から水質のよい水を導水いたしまして水質の悪い河川の浄化を行います。
○竹村政府参考人 ダイオキシンに関する水質と土壌につきましては、環境庁の基準が平成十一年十二月に公表されたわけでございますが、川の底泥につきましては、まだダイオキシンに関する環境基準が設定されておりません。そして、その除去の基準もまだ私ども十分把握しておらない状況にございます。
霞ケ浦の水質改善を図るために、水が停滞しやすい水域であります土浦沖と高崎沖を対象区域としまして、八百万立米の底泥しゅんせつを平成四年度から本格的に実施しております。全体計画は八百万立米でございますが、現在の十一年度末までの進捗率は約六〇%の四百八十万立米になってございます。平成十七年度を完成目標として懸命になってしゅんせつをし、霞ケ浦の水質改善に寄与しようということでやってございます。
その水質浄化のために、霞ケ浦で底泥、底の栄養化した泥、これをしゅんせつする工事、これを進めていただいているわけでございますが、このしゅんせつ工事の現状、それから、かつてはこの霞ケ浦は大変水がきれいで、至るところに湖水浴場があって、多くの人々が水に直接触れ親しんでいた。